S形−49A判−寄棟屋根

下記の寸法は、全て屋根面の実寸法で記載してあります。

軒瓦の出を70mmとしてあります。


gif S瓦の割付は、破風板の内々で割り出して下さい。

また、S瓦の利幅は多少の融通がききます。

(最大利幅265mm/最小利幅255mm)


gif 軒長さ=隅瓦左利幅+S瓦利幅の倍数+隅瓦右利幅

=230mm+260mmの倍数+230mm

=260mmの倍数+200mm


gif Aの長さ=260mmの倍数+230mm

Bの長さ=260mmの倍数

Cの長さ=260mmの倍数+230mm



gif Aの長さ=260mmの倍数+230mm

Bの長さ=260mmの倍数

Cの長さ=260mmの倍数+230mm



gif 流れ寸法(屋根面実寸法)の割り付けについて

Aの流れ寸法=260mmの倍数(利足の倍数)+20mm

Bの流れ寸法=260mmの倍数(利足の倍数)



その他の寸法(標準値)

瓦座(軒先の野地板面からの高さ)=40mm

破風板の立ち上げ(野地板面からの高さ)=約75mm


備考

1:三州瓦を安心してお使い頂くために、屋根勾配とその流れ長さについて、 次のような標準値を定めていますので、ご参考にして下さい (愛知県陶器瓦工業組合ROOFManualより)。

標準屋根勾配 4.0/10 4.5/10 5.0/10 5.5/10 6.0/10
流れ長さ 8m 10m 12m 15m 17m

2:軒先をモルタル仕上げする場合は、モルタル分の寸法(例:30mm) を差し引いてください。

3:S瓦の利幅・利足には、多少の誤差がありますので、実際にお使い の瓦寸法を計ることをお勧めします。


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