下記の寸法は、全て屋根面の実寸法で記載してあります。
破風板から袖瓦の出寸法(袖垂れの出)を1寸(30mm)としてあります。
軒瓦の出を2寸3分(70mm)としてあります。
入母屋屋根で並掛瓦仕様の場合 |
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Aの長さ=8.75寸の倍数+7.4寸
Bの長さ=8.75寸の倍数
A’の長さ=8.75寸の倍数+7.4寸
A=A’=8.75寸の倍数+7.4寸
箕甲の長さ=C=6〜7寸
箕甲の落ち=D=1寸
(破風の長さが12尺以上の場合、落ちを1.5寸にします)
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入母屋屋根で並掛瓦仕様の場合 |
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Aの長さ=8.75寸の倍数+7.7寸
Bの長さ=8.75寸の倍数
Cの長さ=8.75寸の倍数+7.4寸
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入母屋屋根で並袖瓦仕様の場合 |
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Aの長さ=8.75寸の倍数+8.4寸
Bの長さ=8.75寸の倍数+6.7寸
A’の長さ=8.75寸の倍数+8.4寸
A=A’=8.75寸の倍数+8.4寸
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入母屋屋根で並袖瓦仕様の場合 |
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Aの長さ=8.75寸の倍数+7.7寸
Bの長さ=8.75寸の倍数+7.7寸
Cの長さ=8.75寸の倍数+8.4寸
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流れ寸法は全て、7.7寸の倍数にして下さい。
但し、中深桟瓦の場合は、7.1寸の倍数+1.3寸です。
その他の寸法(標準値)
瓦座(軒先の野地板面からの高さ)=1.2寸から1.5寸
破風板の立ち上げ(野地板面からの高さ)=1寸
備考
1:三州瓦を安心してお使い頂くために、屋根勾配とその流れ長さについて、
次のような標準値を定めていますので、ご参考にして下さい
(愛知県陶器瓦工業組合ROOFManualより)。
標準屋根勾配 |
4.0/10 |
4.5/10 |
5.0/10 |
5.5/10 |
6.0/10 |
流れ長さ |
8m |
10m |
12m |
15m |
17m |
2:軒先・破風をモルタル仕上げする場合は、モルタル分の寸法(例:1寸)
を差し引いてください。
3:桟瓦の利幅・利足には、5厘程度の誤差がありますので、実際にお使い
の瓦寸法を計ることをお勧めします。
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